ほとんどの家庭に1台は設置されているガスメーターですが、注意して見たことがありますか?
普段ではあまり気にすることはありませんが、知っておくと役立つ情報がたくさんあることに気がつきますよ。

お宅のガスメーターは、どこにありますか?

意外と知らないのが、ガスメーターの設置場所です。ガスが止まった場合、ガスを再び使うにはガスメーターでの作業が必要となることもありますので、設置場所を確認しておきましょう。

ガスメーターは誰のもの?

LPガスの場合でも都ガスの場合でも、ガスメーターはガスの販売事業者が所有しています。ただし、ガス設備においては異なる場合があります。

ガスメーターの重要なふたつの役割!

「適正な計量」と「安全の確保」の2つがあります。

❶ 適正な計量

ガスメーターは、ガス料金の根拠となる取引量(体積)を計量するという役割を果たすため、「計量法」に定められた「特定計量器」(型式適合品)に指定されています。
計量器の指定製造事業者が自主検査して合格したものに対して「基準適合証印マーク」を付して出荷されています。
一般家庭用ガスメーターの有効期間は10年です!

❷ 安全の確保

マイコンメーターには、震度5相当以上の地震発生時やガスが多量に流れたときなどにガスを自動的に遮断(ガスを止める)する機能並びに微小漏えいを検知し警告する機能などがあり、これらの機能を保有するマイコンメーターを設置することが法令で義務付けられています。
そのため、マイコンメーターの保安機能が基準に適合しているかどうかについて厳正な検査を行い、検査に合格したマイコンメーターに、第三者機関が認証した証として証票が貼付されます。