当工業会は、1953年(昭和28年)4月に「ガスメーター同業会」として創立され、1963年(昭和38年)7月に「日本ガスメーター工業会」へと改名されました。以来、ガスエネルギー業界およびガスメーター産業の健全な発展を目指し、会員や関係諸団体と協力しながら、ガスエネルギー消費者が安心して利用できる環境づくりに取り組んでいます。

当工業会では、消費者保護と業界の発展を柱としたさまざまな活動を展開しています。その中でも、「消費者保護のための保安向上と適正な計量への対応」は最も重要な取り組みの一つです。ガスの安全性を確保し、正確な計測を通じて消費者の信頼を維持するため、厳格な基準に基づいた保安体制の構築と計量技術の改善に努めています。また、「ガスメーターの性能向上に関する支援活動」を通じて、業界全体で技術革新を進め、信頼性と耐久性の向上に取り組んでいます。さらに、国際規格への適合や新たな技術基準の確立を進め、「国際化及び規制緩和対応」にも注力しています。

近年、エネルギー業界を取り巻く環境は大きく変化しております。カーボンニュートラルへの取り組みやデジタル技術の進展、災害対策の強化など、私たちが果たすべき責任はますます広がっています。当工業会においても、こうした社会的課題に対応すべく、技術革新の推進と業界全体の連携強化に力を注いでおります。

特に、スマートメーターやIoT技術を活用した新たな計測システムの開発は、これからのエネルギー社会において不可欠な要素です。私たちは、ガスメーターの信頼性をさらに高めるとともに、環境負荷の低減やユーザーの利便性向上に向けた取り組みを一層推進してまいります。

また、私たちの活動が社会に広く認識され、多くの方々に信頼される存在であり続けるためには、法規制の遵守や透明性の確保、品質向上への不断の努力が不可欠です。これらを実現するため、工業会会員各社の力を結集し、全員が同じ方向を目指して邁進してまいります。

最後に、日本ガスメーター工業会の活動を通じて、より持続可能で安全・安心な社会の実現に貢献することをお約束するとともに、今後とも皆様からのご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

日本ガスメーター工業会 会長

宮澤 光晴